横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

2014秋アニメ 簡易感想その1 ~ブルーレイレコーダーは偉大~

10月も半ばになりまして、今シーズンのアニメも一通りスタート。

関西ローカルのサンテレビで『キョウリュウジャー』と『ルパン三世』始まっちゃって、そっちを見てるうちに録画した深夜アニメがどんどん溜まっていくのですが、さてどうしたもんか。

今期はやたらと気合の入ったラインナップなので、押さえておきたい作品もけっこう多くて大変。

とりあえず注目しているアニメについてざっくりと。

 

●『ガンダム Gのレコンギスタ』1~3話

もはや説明不要の富野アニメ。用語とか作中世界についてはよくわからない部分もありますが、それでもなんとなく話を理解して、ベルリたちの物語を追っていけるつくりになっているのがグッド。

事前に公開されていた1話冒頭はカメラ揺らし過ぎでちょっと見づらかったのですが、回を重ねるごとに落ち着いて見られるようになってきました。

富野信者というわけではないのですが、富野節はクセになる言い回しが多くて、好き。

 

●『Fate/stay nightUBW-』0・1話

これでも原作ゲームからは多少カットしてあるはずなのですが、それでも話運びが丁寧ン感じられて、さすがの一言。

カットしてあるとは言っても士郎と凛の邂逅を描くまでにおよそ90分使ったわけで、かつての劇場版Fateが最初のバーサーカー戦まで10分強で進めたことを考えると、いかに今作が丁寧か、というのが理解できますね。

この作品に関してはシナリオの出来はもう保証されているようなものなので、あとはこの質を保って最後まで完走できるか、そこに尽きます。

 

●『グリザイアの果実』1・2話

すでに原作を最後までプレイ済み。

原作ゲームは三部作なのですが、公式サイト見る限りアニメ版は1クールのようなので、たぶんアニメではいわゆるトゥルーエンドまで進める尺はない。

となると、どの個別ルートに行くのか。これが非常に気になる。1話ラストでヒロイン全員の要素をぶち込んであったので、誰のルートにも行けるようにはしてあるのですが。

全ルートをやるオムニバス形式にするとしても、2話ずつでは凄まじい駆け足にしかならないだろうし……。

 

●『魔弾の王と戦姫』1・2話

まったく期待していなかったのですが、思ってたよりは面白かった。

ただ冒頭でやたらと固有名詞(国名とか)をどっさり出して、それを解説するでもなくそのまま話を進めていくのはちょっとわかりにくかった。設定の説明がヘタクソだなあ、と感じました。ナレーションで全部説明しちゃったら負けだと思ってる。

主人公は自国の王子様の下、あの赤い騎士(CV木村良平)と共に戦姫の国に戦争を仕掛けて負けた、ということでいいのかしら。

で、そのあと木村騎士が主人公の領地に攻めてきたのはなぜなんだ……? 何の得があって同じ国の領地を攻撃してるの? もう内乱とか起こっててヒャッハーな状勢なのか。

これも1クールの割になんだかスローペース。

 

●『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』1話

主人公の姫様がもうちょっと性格悪い奴だったらラストの仕打ちにも溜飲が下がったのでしょうが、本人にあまり悪気を感じられなかったので、個人的にはぶっちゃけあのヒキには引きました。

平和な世の中を目指そうという気持ちはたぶん本物だったので、その辺を動機にメカに乗るのかしら。

オープニング映像が思ってた以上にガンダムSEEDシリーズそのままで笑ったのですが、思い返せば悪名高いあの種死がなんと10年前。SEEDからオタクになった連中が、もう古参兵の一角なんだな……。

 

●『甘城ブリリアントパーク』1話

作画はいいしキャラも可愛いのに、ギャグがあんまり面白くない。これに尽きる。

原作・制作会社ともに同じ『フルメタふもっふ』は非常に冴えていたのですが、今作はいまいち乗り切れない出だしだったかな。

しかしあの遊園地、きれいどころが揃ってるんだし遊園地閉めてキャバクラでも始めればあっさり入場者数をクリアできそうな気がするのですが、それではダメなのか。

入場してほしくば野郎どもと×××しろ、という薄い本が冬コミで出そうだなーと思っているのは私だけじゃないはず。

 

●『ガンダムビルドファイターズ トライ』1話

ホビーアニメとしては割とオーソドックスな始まり方。

前作も本格的に面白くなったのは世界大会始まってからだったので、チーム戦になった今作でどれだけ前作より面白くできるか、という点には注目したい。

前作のセイとレイジはさほどいがみ合うでもなく早い段階から通じ合っていたので、新メンバーは揉めに揉めつつお互いを認め合っていく、という形を作っていくのかな。

 

ざっとこんなもんでしょうか。

他にも見ているものはあるのですが、ここらへんは特に外せないな、と。

個人的には、ギャグテイストの作品でもう少し面白いものが出てきてほしい、というのが正直なところ。

『甘城~』はギャグ自体あんまり面白くないし、『グリザイア』は笑いどころである共通ルートの下ネタがごっそりカットされるだろうことは想像に難くない(個別ルートはシリアス一辺倒)ので、バランスが悪いなあ。

特にグリザイアは、エロと下ネタを抜いたらあとはシリアスしか残らないので、これから先どういうものが出来上がるのか、そこはかとなく不安。