横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

ヒーローとの出会い

始めたばかりのブログで右も左もよくわからいものの、書いてみなければ始まらない。

体裁とか細かい機能はおいおい覚えて活用していけばいいだろうということで、さしあたりは文章の塊をごちゃっと垂れ流してみることにします。

忍者、摩天楼キッズ

横須の特撮ヒーロー遍歴は(年齢がバレそうですが)1994年、『忍者戦隊カクレンジャー』から始まっています。といってもストーリーなんぞはまるっと忘れており、最近見直すまではメインキャラの外見と1号ロボくらいしか覚えていなかったわけですが。

近頃は東映特撮Youtubeなどという大変便利なものがありまして、この記事も現在配信中のカクレンジャー1話を横目に見ながら書いています。いい時代になったなあ、ほんとに。

本格的に特撮ヒーロー番組を見るようになったのは、その翌年に始まった『重甲ビーファイター』および『超力戦隊オーレンジャー』のおかげですね。いわゆるメタルヒーローシリーズが息も絶え絶えというか、だいぶ弱ってきていたタイミングでしょうか。『オーレン』のOP映像に燦然と輝く「脚本 井上敏樹」の文字がなぜか記憶の片隅に残っていたりするわけですが、どうしてでしょうか(笑)。

もっと高く!

そんなわけで90年代半ばに特撮ヒーローの世界に飛び込んだのですが、その後まもなく始まったTBS系列の『ウルトラマンティガ』にどっぷりハマってしまい、実は同年の『カーレン』や『BFカブト』を真面目に見ていた思い出はあんまりありません。『ティガ』が初めて観たウルトラマンだったわけですが、なんと言ってもあの外見が一番の強みではないかな、と思います。たぶん当時魅かれたのも、そのキャラクターとしての強さだったのではないかなと。

ウルトラマンといえば赤・銀の2色に水色のワンポイント(カラータイマー)が定番なわけですが、ティガはそこに紫が加わっていて、主人公としては非常に印象的なカラーリングでした。(ウルトラマンキングも紫色入ってますが、あれはウルトラマンとしてそもそも異色だと思ってる)

ちょうどティガ放映当時、従来のウルトラ戦士とティガが集合してる写真をムックか何かで見かけた時に、その中でティガだけは一発で分かったんですよね。リアルタイムで観てるからどうこう、というのではなく、カラーリングや外見によって形成される、そこに立っているキャラクターとしての視覚的な強さが段違いだった。ティガというヒーローが、ただそこに立っている……その事実が当時の横須にはすべてでした。物語もたいへん丁寧に作られていた記憶があって、1年間楽しんだことを覚えています。

ちなみにティガで特に印象に残っているエピソードは、第19話「GUTSよ宙へ・前編」、次いで第35話「眠りの乙女」ですかね。ヒーローがピンチに追い込まれる描写というのに弱いのかもしれない。海底で戦うゴブニュとティガの姿が脳裏に焼きついている……。

ウルトラマンとの別れ

 ともあれ、『ティガ』終了後は『ダイナ』『ガイア』と当然のごとく三部作を全部視聴し続けていたのですが、その頃にはスーパー戦隊シリーズメタルヒーローシリーズに対する情熱はろくすっぽ持っておりませんでした。観ていなかったわけではないのですが、半ば惰性というかクセでテレビの前に座っているようなもので、作品として楽しんでいた覚えはあまりなく、記憶に残っているシーンなどもほとんどありません。(この時期の作品がつまらないとか出来が悪いとかそういうわけではないです。念のため)

しかしながら平成ウルトラマンもまた『ガイア』でいったん終了してしまい、土6枠はヒーローものの放送を終えてテレビアニメを放映するようになってしまいました(なお、ここで始まった『ゾイド』がロボットアニメの道へと横須を引きずり込むのですが)。

かくして、横須の特撮ヒーローに対する意欲は、5年かそこらで失われつつありました。そう、あの作品が始まるまでは……。