横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

疲れとはボディブローのようなもの

三連休は慣れない格好&重い荷物であちこち歩き回ったせいで疲れきったのですが、無茶をした日というのは意外に疲労を感じないんですよね。

一夜明けた翌日になってじわじわ効いてくるというか、普段の何気ない動作にちょっと違和感を覚えるようになってから「あ、疲れてるんだ」ということを実感するわけでして。

つまり何が言いたいかというと、今日が休みでよかった。

そんな今日も所用で一日歩いてましたが。

 

仮面ライダー』第2話感想

今週のポイントは、暴走するルリ子と懇切丁寧なショッカー。あと、蝙蝠男に対する呼称が安定しないのはどういうわけか。


改造人間となったにも関わらず平然とバイクの選手権に出場していた本郷は、花束を渡すべく近づいてきた女性に危うく噛みつかれそうになる。彼女の口には牙があり、顔に怪しげな紋様が。ショッカーの存在を感じ取った本郷は、彼女の住むマンションへ。だがそこは既に蝙蝠男の人体実験場と化していた!
謎のビールス(表現が昭和)に感染した人々を救う手段を探す本郷だが、血清を作る方法も見つからない……。
一方、本郷こそが父を殺した犯人だと信じるルリ子は、友人を巻き込んで彼をつけ回したあげく、本郷と立花さんを勘違いして背後から殴り倒すという暴挙に出るわ蝙蝠男の甘言をすぐに信用して人質に取られるわ、とやりたい放題。
前回はまだヒロインの面影があったのですが、今回のエピソードでちょっと残念な感じに……。まあそれでもルリ子が人質に取られなければ血清の存在を蝙蝠男に喋らせることができなかっただろうと考えると、役に立ってはいますが。
そんな彼女にショッカー首領は蝙蝠男を通して緑川博士の死の真相を明かす。そしてその説明をまたしてもあっさり信じるルリ子。お前はいい加減、人を疑うことを覚えろ。
蝙蝠男の羽に血清があることを聞き出した本郷は、戦闘員を一蹴すると蝙蝠男の翼をむしり取り、ライダー返しで撃破。戦闘員と蝙蝠男のやられ方が、血しぶきが画面に映し出されるというもので、いちいちグロい。泡になって消滅するのとどっちが怖いか、というと悩ましいところですが。
ビールスに感染した人々は救われ、ルリ子の誤解もとけた。だが本郷は彼女のもとを去り、バイクで一人走り出すのであった……。

蝙蝠男による人体実験の進行と、本郷を疑うルリ子という2つのエピソードを並行して進め、それらを組み合わせたクライマックスは、展開としてはいいのですが、平成ライダーの一般的な時間配分に慣れていると、駆け足感が否めず。
むしろこっちが普通で、平成ライダーが遅すぎと見ることもできますが。
この時点でのショッカー首領仮面ライダーに対するスタンスは、「積極的に潰しにかかるわけではないが、隙あらば排除する」というものの様子。
このような方針はショッカーに限らず多くの悪の組織に共通なのですが、このどっちつかずな態度が最終的な敗北を招くこともまた、共通。
その点、今回の蝙蝠男はかなりいいところまで行きましたね。冒頭で本郷が噛まれていれば一発アウトでしたから。

早々に解消されたルリ子の勘違いですが、個人的にはもう2、3話くらいは引っ張ってもよかったかな、という感想。
まあ、あんまり続け過ぎてもしつこいし子供向きでもないので、これはこれでいいかなと。
このような勘違いを引っ張って盛り込んだのが『THE FIRST』ですかね。あっちもまた観たいなー。