横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

1週間ぶりの更新

三日坊主ではありません。ここ重要。

しかしPCの調子が悪いのでイマイチ使う気が失せているのも事実。

 

仮面ライダー』第1話感想


今月16日からニコニコ動画にて初代仮面ライダーの配信が開始されたのですが、こちらについてもできる限り感想を書いていきたいなと。というか、この事実があったからこそブログを始めようと思い立ったのです(笑)
実は横須、昭和ライダーは未見の作品の方が多いありさまでして。どの作品もいずれ観たいとは思っているのですが……。
初代ライダーも、有名・名エピソードばかりを拾って観た、いわば「おいしいとこ取り」。大半のエピソードが初見なので、楽しんでいきたいですね。

さて1話。
冒頭、本郷猛が立花と共にバイク走行のタイムを計測しているところから物語は始まる。謎の集団に煽られて(笑)1人そのあとを追った本郷は、突如として何者かに捕らえられてしまう。
場面は一転、手足を拘束され寝かされた本郷。その周りを囲む怪しげな白衣の男たち。そして聞こえてくる謎の人物の声――本郷は世界征服を企む秘密結社・ショッカーの手で、その肉体を改造されてしまったのだ!

改造された肉体を実感させるため、本郷に風力エネルギーを与えて電流を浴びせるショッカー。
最後の仕上げとして脳改造が施されようとしたその時、何者かによって発電機が破壊される。その実行犯を捕まえるべくショッカーの面々は部屋を飛び出し、その隙に自力で拘束を壊す本郷。
先に脳改造しろとか、手術チームが全員出ていくなよとか、一連の流れに対して色々言いたいことはあるのですが、そういうツッコミをしたら負けです。

本郷を助けた男・緑川は本郷の知人だった。ショッカー基地を脱出した2人の行く手を遮る蜘蛛男。緑川が追いつめられたところで仮面ライダーがショッカー戦闘員(まだ覆面タイツではない)を蹴散らしたところで、アイキャッチ
2人を取り逃がしたショッカーは、緑川の娘・ルリ子に狙いを定める。立花に父の居場所を聞かされそこへ向かうルリ子だったが、彼女が到着した矢先に緑川は蜘蛛男の手にかかって殺されてしまう。中途半端に現場を目撃し、本郷が父を殺したのではと勘違いするルリ子。その背後へ蜘蛛男が迫る。
ルリ子を拉致した蜘蛛男をバイクで追い、風力で変身した本郷=仮面ライダーは、戦闘員を苦もなく撃破すると、蜘蛛男をライダーキックで撃破する。
助け出したルリ子を立花に預け、本郷はバイクで走り去るのだった――。


いや、面白かった。
もちろん細かい点をチクチクつつこうと思えばいくらでもつつけるのですが、登場人物やその関係性の説明を簡潔に済ませて、とにかくストーリーを展開しようとしたのは個人的に好感触。
「これからどうなるんだろう」という、先への期待を抱かせてくれるスタートだと思います。

ショッカーの説明が入ると同時に地球儀に赤い絵の具が垂らされるシーンとか、緑川やショッカーの怪人たちが殺されると泡になって消滅するとか、ほのかに漂う怪奇テイストがいい感じ。
特に「地球儀に絵の具」は印象的なシーンなのですが、日本だけが既に赤く染まっている、というのは面白いですね。そうと気づかぬうちに日本はもうショッカーに支配されているのでは、という想像がかき立てられて。