横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

2014秋アニメ 簡易感想その3 ~そうよ私は一人じゃ何もできない女~

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昨日に引き続き、秋アニメの感想。

結局ちゃんと見てるアニメは前回と併せて7作品、ということに落ち着きました。

Youtubeで『未来戦隊タイムレンジャー』始まっちゃったし、たぶん特撮の方が見てる本数多い。

 

●『魔弾の王と戦姫』3~6話

公式サイトで本作が全13話であることが明言されているのですが、たぶんこれ原作小説の5~6巻くらいにひとつの山場があって、そこまで進めるためにやたら超特急なんだな。

重要でない部分や戦闘シーンはとにかくナレーション&ダイジェストでかっ飛ばしてるのですが、そのうえで話がハイペースなので、ついていくのがなかなか大変。

初見の不親切さでは『Gレコ』とタメ張るんじゃないかとひそかに思ってます。

 

さておき木村良平演じるゲスで無能な指揮官をさくっと殺して物語は次の章へ。

4話以降エレンのぽんこつ化が止まらないのですが、一体どうすればいいんだこのメインヒロインは。

副官であるリムが毒蛇に噛まれればうろたえるばかりだわ、本領である戦闘でも黒騎士(笑)ロランに押し負けるわで。「人間相手に奥義を使うわけには!」なんて躊躇してる場合かお前。意思があるらしい愛剣も、主人公に浮気を始める始末……。

「私のアリファール返してくれよォ!」とかって泣くことがないように祈る。

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どうでもいいけどロラン、「ナバール騎士団」「デュランダルの使い手」「黒い甲冑の騎士」と三拍子揃ってファイアーエムブレムのオマージュと化してるんだな。

 

●『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』2~6話

がぜん面白くなってきたぞ。おいどうなるんだこれから。

作中の描写やキャラクター見てるとノーマってかなり幼少期から隔離されてスパルタ生活を強いられていそうな感じ。死んだ新兵2人も12歳だとかなんとか言ってたし。

あの基地で行われてきたのは物心つかない子供を想定した訓練なんだから、マナを持つ上流階級として教育されてきたアンジュを放り込んだところで、うまくいくわけがない。

なので、2話でアンジュを出撃させたのは上のミスだなーという印象があって、私には新兵たちと隊長が死んだのもアンジュのせいだとは思えませんでした。頭髪がカラフルなイヤミ三人組もいつまで文句言ってんのかと。

あの司令官は色々と織り込み済みで怪しげな計画を進めてるようですが、はてさて。

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アンジュはそんなの知ったこっちゃないという感じで孤高の女と化しているのですが、きれいなキラ・ヤマト(中身は刹那)とか元メイドとかの出会いもあって少しずついい方向に変わってきているのかなーと。

ところでメイドのモモカは基地での生活どうするんですかね。やっぱりアンジュが養うのかしら。

 

●『甘城ブリリアントパーク』2~5話

関西圏での放送が遅いのと視聴を後回しにしがちなので、話題から2週間くらい遅れてるな……。

ボン太くん・ヒツジ・ネコの着ぐるみトリオがいい味出してきたのが今のところ最大の魅力。

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可児江がそれぞれのことを少しずつわかってきたのもあるし、ボケ&ツッコミがうまく機能してきた。というわけで可児江と着ぐるみどもがガヤガヤやってる5話はかなりよかったです。あとは着ぐるみトリオが飲み会してるシーンとかもお気に入りよ。

逆に、可児江といすずを絡ませている場面はいまひとつに感じております。4話でいきなり学校で顔を合わせたシーンは「そういやこいつら同じ学校に通ってる設定だったっけ……」と思い出したり。

エレメンタリオ4人組もそうですが、

本作の女性陣は笑いどころでうまく使えておらず、そしてボケもあんまり面白くない印象。かといってお色気要員というほど色気出すでもなく。

真面目な場面で活用できればいいんですけど、本作のシリアスパートはおまけみたいなもので、ぶっちゃけギャグパートに比べて面白くない。

いや、可愛いは可愛いんですけどね。どのヒロインも。

 

●『ガンダムビルドファイターズトライ』2~6話

3対3のロボットバトルもの、というと『ゾイド新世紀/ゼロ』を思い出します。「前作の続編」「チーム戦」「装備の換装」って思ってた以上にスラゼロっぽいのですが本作。

さておき本作を前作と比べた時に、現段階ではひとつ大きな欠点があると言えるでしょう。

それはライバルの存在。

ホビーアニメには主人公の前に立ちはだかる強力なライバルがつきものなのに、登場が非常に遅い。次回の第7話でようやく出るか、というところ。

今作も前作も「腕はあるけどガンプラに興味のない主役(レイジ&セカイ)がガンプラバトルに熱中していく」という同一の構造を取っているわけですが、
2話で早々にユウキ先輩を出現させ、レイジがバトルにハマるきっかけを作っていた前作に対し、セカイにはそういう好敵手がいません。

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ゆえに、セカイはガンプラバトルをいまだ「武道系部活の代わり」として見てる部分があるように見えます。

というか、賑やかしのギャン子と解説役のミナトを先に出してどうすんだ。前作での登場順はユウキ→フェリーニ→キララ→マオ……というふうに段階を踏んでいて、割と理に適っていたのですが。

 

今作はよく言えば丁寧、悪く言えばスローペースです。このままでは世界大会まで進む前に終わるんじゃないかという気がしているのですが、

1・日本国内の大会のみで終了

2・実は3クール以上あってじっくり世界大会編へ

3・ここから超高速で世界大会まっしぐら

どのパターンになることやら……?