アニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』第１話感想 ～吹雪、七転び八起きの巻～
放映前のPVでさんざんに言われていた水上スキーですが、これはむしろ棒立ち気味の赤城さんに問題があったのではないかなーということが判明。
駆逐艦や軽巡がスキーしてるシーンは赤城さんよりは違和感少なめだったんだよなあ……。
第１話はちょっとシリアス成分多めの進行。ほのぼの方面にも真面目方面にもどっちにも振れる内容だったので、ここから先の展開によって評価は変わってきそうです。
まずは戦闘にかこつけて有名どころの艦娘を出すだけ出しとこう、みたいな印象でした。初っぱなから１人８役を要求された佐倉綾音女史に合掌。
さしたる見せ場もなくゲームの台詞を言わされてるだけだったキャラが数名いて、そこはよくない部分でしたねー。
次回予告のボイスが川内・神通・那珂だったので、今回どさっと出したキャラたちを数名ずつ各話の主役に据えて、吹雪と絡ませつつ掘り下げていく感じになるのでしょうか。
今回のポイントはアニメならではの面白い描写・設定。
戦闘の指揮を執るのは提督じゃなくて秘書艦（そして秘書艦は出撃しない）とか、バンク風味の出撃シーンとか。
艦娘たちも普段はただの女の子の姿で、出撃する時だけあのような艤装を装着するのだという解釈なのね。
ただこれだと誤魔化しがきかないというか、アニメ『蒼き鋼のアルペジオ』みたいに艦船は沈んだけどメンタルモデルは生き残るという展開ができないんじゃないかなと。轟沈イコール艦娘の死亡という展開が今後来るのでしょうか。
ストーリーは割と単純で、とある鎮守府に配属（転属？）されたぺーぺーの新人で運動音痴の吹雪が、クールで大人っぽい赤城センパイに憧れて落ち込んだけど私も頑張るぞー！ド根性ー！という話。
それにしても今回の赤城さんはちょっとかっこよすぎたな！ 戦争映画の中盤で死ぬ頼れる先輩みたいになってたな！
二次創作では大食いネタでとにかく有名なキャラなのですが、アニメでもとっとと胃袋の強さを見せるなりして可愛げを出さないとほんとに８話くらいで轟沈しそうで怖い。
