横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

『仮面ライダードライブ』第18話感想 ~刻め! 橘さん伝説の新たな1ページ?~

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いやもちろん我らが橘さんとはまったくの別人ですけど。

「タチバナ」といえば初代の頃から仮面ライダーと深い因縁がある苗字ですから、多少ネタにされるのも仕方ないと言えば仕方ないのかなあ。

やっぱり昭和ライダー世代と平成ライダー世代で「タチバナ」という名前に対して持つ印象は違うのだろうか、と考えてみたり。

 

というわけで、元刑事の橘は果たしてロイミュードに勝手にコピーされたのか、はたまた自分の意思でロイミュードと手を組んだのか!? という今回。

テレ朝公式サイトの次回予告によれば「すべては5年前に消えた本物のジャッジをおびき出すためという橘に間違っていると反発する追田」だそうですが、この予告では「橘」が本物の(人間の)橘なのかロイミュードがコピーした橘なのかいまいちわからないのがミソ。

本人が承知の上でロイミュードに協力しているのか、本物の橘はすでに死んでいてその無念をジャッジロイミュードが受け継いだのか、というのがまだ読めない。今回の幹部たちの思わせぶりな言い方からすると後者かな? と予想しているのですが。

濡れ衣を着せられて死んだという岡島がこの物語にどう関わってくるのかなあ。妹まで出したんだし、単に冤罪でしたというだけでは終わらない気がするのですよね。ボタンを引きちぎったとか、その辺りのエピソードが決め手になって旧ジャッジの正体が明らかになる、とストレートに収まるのかどうか。

次回は刑事ドラマパートが綺麗にまとまることを期待したい。

それにしてもロイミュード陣営も当初からは変化してきているのではないか、と感じ取れる回でした。メディック復活は意外とデカいイベントだったのではないかなと。

 

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ハート様が今回人間の複雑な感情を学ぶべきだと主張してましたが、メディックはそんなハートに忠実。やり過ぎたロイミュードにも寛容で、チェイスに対しロイミュードを守るよう再洗脳を施してもいる。メディックの行動によって、ロイミュード上層部のスタンスが少しずつ変わりつつあるように見えます。

結果としてブレンさんがこれまでの幹部3人体制を切り崩され、ぼっち街道まっしぐらなわけですが。

 

さて橘さんこと今回の怪人・ジャッジロイミュードはのっけから剣道チックな武器の使い方で、最初のVSタイプスピード戦からなんとなく正体が予想できる敵でした。白刃取りまでやってのけた時はちょっと笑った。

あとはスリムなデザインでいまいちゴツくなくて、元ネタがわかりにくい感じですね。ジャッジって何だよと。

モチーフをいかに着ぐるみに落とし込むか、というのは特撮ヒーローもののひとつの醍醐味でもあります。「この怪人はこういう奴なんだ」という意図がわかるとなんか嬉しくなりますよ。

ロイミュードの着ぐるみで今のところ一番印象的なのはやっぱりハート様

基本的に黒やグレー、銀でデザインされているロイミュードの中で唯一の赤という特別さ、ハートがモチーフだと想像させる頭の角。

ドライブの各話怪人は下級ロイミュード(戦闘員ポジション)から進化しているという設定で、進化しても下級の趣を残しているのですが、ハート様とブレンは明らかに一線を画しています。これぞ幹部、と言わんばかりのグッドデザイン。

あ、ところでメディックの怪人態はいつになったら出るんですかね?

 

次回は今回の流れを受けて剛がピンチに陥る様子。

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今回は負けず嫌いのちょっと子供っぽい一面を強調されていましたねー。口車に乗ってなんか投稿動画に出演しちゃいそうですが、大丈夫か剛。ネットの海に流れ出た黒歴史は一生消えないぞ……!

投稿動画でひと山当てるのを目論むという流れは、いわゆるユーチューバーが認知されたからこそできるネタなのでしょうが、「復讐代行」とか「闇サイト」といった一昔前のネタと混在しているというのが面白いところだなあ。

テレビドラマで描かれるインターネットって、たいていこの手のちょっとアングラというかステレオタイプなものになりがちな気がしたりしなかったり。