横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

今日は雷雨がすごかった

週間天気予報を見る限り、来週はまた気温が下がって寒くなる様子。なかなか冬物を片付けられないなあ。

仮面ライダー』第3話感想

ナチスドイツとか強制労働者とか、いま放送しようもんなら声がうるさい方々からクレームをぶち込まれそうな要素がのっけからてんこ盛り。昔は大らかだったんだなあ。こういうネタを見ると、ショッカーはナチスというより北○鮮に似ている気がしないでもない。

そんなわけで、ショッカーから解放されたと思いきや人食いサソリ(ただし人は食わない)によって次々と殺されていく強制労働者たち。あれだけの数の人間が全国で失踪してたらそれはそれでニュースになりそうだけど、その辺はショッカーの圧力でも効いているのかしら。

立花さんとともに仮面ライダーに変身した姿のスペックを計測していた本郷は、すっかり味方気取りのルリ子から情報を得て、ショッカーから逃げ出してきたという老人・伊藤のもとへ向かう。しかし彼は、さそり男が仮面ライダーを呼び出すためにわざと生かしておいた囮であった。

ショッカーに連れ去られようとしていた(たぶん迫真の演技)伊藤を助け出してなぜかホテルに匿う本郷。そこにルリ子を伴ってやって来たのは、本郷の友人である早瀬だった。協力を申し出る早瀬に、喜びを隠しきれない本郷。ホテルはショッカーの手勢に襲撃を受け、本郷と早瀬は打って出る。やたらエロい女性戦闘員を蹴散らす本郷だったが、残されたルリ子と伊藤老人も人食いサソリ(ただし人は食わない)に襲われていた。哀れ伊藤はサソリの魔の手にかかり、ルリ子はショッカーに連れ去られてしまう。

早瀬とともに後を追った本郷は、敵の隠れ家に侵入して戦闘員を撃破。だが戦闘員を指揮しているはずの幹部怪人の姿が見えない。その時、突如として早瀬が含み笑いをこぼす――そう、早瀬こそがショッカーの幹部怪人さそり男だったのだ!

ルリ子を連れて隠れ家を脱出した本郷は、仮面ライダーに変身すると、さそり男&戦闘員と砂地で激突。地中に潜った戦闘員を、踏んでいるようにしか見えないキックで次々に打ち倒すと、新技・ライダーシザースでさそり男に勝利した……。立花さんとの特訓で練習してたライダーキックは使わないのかよ!とツッコミを入れたところで、今週は終了。

 

みんなしてライダーを取り囲んでぐるぐる回ったり、戦闘中に戦闘員が組み体操をおっぱじめたりと、今回は全体的に殺陣が謎めいています。そしてバイクがない時はジャンプするだけでいつの間にか本郷が仮面ライダーに変身する場面は、変身ポーズの重要性を目の肥えた視聴者に思い知らせてくれる大事なシーン。無いと寂しいもんだね、変身ポーズって。

怪人のエグイ死に方シリーズ第三弾は、血のような赤い液状に溶けて消滅する、というもの。人食いサソリの毒液を浴びた人間、さそり男本人、共に同じ死に方でありました。やだなあ。

一方前回はさんざんだったヒロインのルリ子、今回から助手として協力することに。役に立つかどうかは正直なところ微妙ではないかと。のちのライダーガールズのように生身で戦闘員と互角の勝負ができるわけでもなさそうだし。強いのは目力ばっかり。敵に連れ去られるという王道パターンでヒロイン力の回復を図るルリ子の明日はどっちだ!?