さて、来週のキッズ劇場は？ ～バスターズ・レディゴー！～
記事サブタイトルでおわかりの通り、サンテレビの平日朝7時の子供番組枠「キッズ劇場」、『仮面ライダーウィザード』の次は
『特命戦隊ゴーバスターズ』に決定。来週水曜日スタート。
この枠での放映は2回目ですね。
『フォーゼ』再放送から『ウィザード』が来たので、予想というか個人的な希望としては
本命・『獣電戦隊キョウリュウジャー』
対抗・『海賊戦隊ゴーカイジャー』再放送
大穴・未放送の戦隊
というところだったのですが、当てが外れたか。色々調べてたら『ウィザード』開始時点で次は『ゴーバス』だろうと予測してる人がいました。すげえ。
『ゴーバス』はリアルタイム時にはノータッチで、去年このキッズ劇場で再放送した時に初めて見ました。
その前にレンタルで『タイム』見て、現在放送中の『トッキュウ』視聴中で、リアルタイム視聴をやめたのが『ギンガマン』～『ゴーゴーファイブ』あたりだったことを考えると、
私、小林靖子戦隊しか見てない。
全体的な印象としては……うーん、ちょっと微妙。直前に見てた『タイム』が高年齢層もそこそこ楽しめるつくりだったので余計に。
35周年記念『ゴーカイジャー』の直後ということもあって、色々と冒険しようとした戦隊……なのですが、戦隊シリーズって「決められたフォーマットの中でどれだけ遊べるか」というところがあって、一方で視聴者はその決められたフォーマットが見たい！という意見が強いので、ヘタに冒険すると失敗します。
スパイアクション風味だとか、ロボ戦に注力するとか、そういうのはいいんだけど、
戦隊の主な視聴者層よりちょっと上の年齢を意識しすぎてた
部分はあるかなあ、と。
逆に同時期の『フォーゼ』『ウィザード』はこれまで平成ライダーが相手してきた層よりもちょっと年下を狙い過ぎてた感が。
私的な雰囲気は、なんとなく『ウルトラマンネクサス』っぽい感じ。『ゴーバス』はあっちと違って若干ながら路線変更をしてしまったけれども。
あと、小林靖子さんがメインライターを務める戦隊って、キャラクターが活きてて関係の変化とか掛け合いとかが面白い作品が多いんだけど、『ゴーバス』は他の担当作品に比べるとその辺の動きが弱かったかと。
ちなみに私が『ゴーバス』で一番納得いかないのは、
30話で一回ラスボス倒した直後に宇宙刑事とコラボしたこと。
『鎧武』コラボ回のタイミングの悪さは視聴者なら誰もが知るところですが、『ゴーバス』もなかなかどうしてヘンなタイミングでコラボしてます。武部Pがチーフをやると何かしらコラボする法則……。
ただ好きな回はかなり好きです。エースが敵メカと勝ち抜き戦をやらされる話とか、クリスマスのロボ戦とか。
武器主体のスピーディーな殺陣や等身大＆ロボ戦の分業スタイルなど、
諸々の演出や変化球投げてきた部分にも新鮮味があって割と好感触だった
のですが、ちびっ子には受けなかったのかなあ……
少なくとも前期OPと処刑用BGMのかっこよさは本物。
んー、夏アニメも溜まってきてるし、とりあえず気に入ってる回だけ録画して観ようかしら。その次こそ『キョウリュウ』だと思ってる。
