さて、今度のキッズ劇場は? ~フルーツ鎧武者、怪盗オンステージ!~
説明しよう!
Kids劇場とは、関西ローカルのTV局サンテレビにおける、平日午前7時からの特撮ヒーロー番組放送枠のことである!
現在放映中の『仮面ライダーウィザード』(2回目)の次に始まるのは……
『仮面ライダー鎧武』!
本日発売になったテレビ雑誌で、4月13日(月)から『鎧武』がスタートすることが判明しました。
キッズ劇場での平成ライダーシリーズの放映はフォーゼ、オーズ、ウィザードと続いてきていたので、鎧武が来ることは予想通りでしたねー。
この後は従来のパターン通りなら他番組挟みつつ『キョウリュウジャー』(2回目)やって、もう1回『鎧武』やって、来年に入ってから『ドライブ』……という流れになるのではないかな。かなり気の長い話ですが。
『鎧武』は当ブログでも開始当初から感想記事をずっと書き続けてきましたし、いまだにアクセスのある記事もいくつかありまして(本当にありがたいことです)、内容もけっこう私好みだったこともあって、かなりお気に入りとなった作品のひとつ。
まさかの果物モチーフ、オタク業界の売れっ子脚本家・虚淵玄をメインライターに起用、『スーパー戦隊』をはじめとした様々な作品とのコラボレーション……などなど、話題性には事欠かず、そのうえで「平成初期のテイストを目指す」と宣言。
▲1時間ぶち抜きで戦隊とのコラボ回を放映。昭和ライダーも登場。
まさに、異色作にして意欲作。
それが『鎧武』です。しかし一方で、
今や年間100億単位の一大ビジネスに成長し、様々な要請や制約が生まれてしまった「平成ライダーシリーズ」の現状を実感させられる
そんな番組でもあります。
放映を10月スタートに変更して開始早々から年末年始のおもちゃ商戦に殴り込みをかけた結果、第7話の時点で登場ライダーが7人、主人公が4フォームをゲット、という異例のハイペース。
また実写作品とアニメ作品との差異ゆえの苦労、クレームを受けずに番組を放映するための制限などもかなりあったとのことで、放映中・放映後の虚淵玄氏のインタビューに目を通せばこの手のエピソードには枚挙にいとまがありません。
▲「実写で猫はまず無理」とのことで、木から降りられない猫が少年に変更。
本編の主人公・紘汰の行動もあいまって、とにかく「もがき続けた」作品だなあ、と思います。
無事に一年を走りきったスタッフ&キャストには本当に拍手を送りたい。
というわけで、きたる4月13日よりサンテレビにて『仮面ライダー鎧武』スタートです。
毎週月曜~木曜(週4話ずつ)というちょっと変則的な放映スケジュールなのでご注意を。
関西圏にお住まいで興味のあるの方はぜひ。
そして、ローカル特撮ヒーロー『ハルサーエイカー』シリーズを放映していた毎週金曜日午前7時では、
テレビアニメ『怪盗ジョーカー』が4月よりスタート。
▲ヒロインの眼球がなんか変。
これっぽっちも知らないアニメだったのですが、なんでも原作はコロコロコミックで連載中の漫画で、単行本も20冊を数える作品なのだとか。
4月からシーズン2の放映も決定しているということで、かなり人気のあるシリーズのようです。
公式サイト等見ると少年怪盗・ジョーカーの冒険活劇といった感じで、『ルパン三世』のオマージュっぽくも感じられるのですが、今まさにサンテレビで『ルパン三世』(2ndシリーズ)放映中なのですよね。
それも平日午前7時30分という、Kids劇場の直後に。
金曜は怪盗コンビの活躍を楽しめる朝になりそうです。
5月中に『ルパン三世』は終わりそうなので、その後釜が何になるかも期待。個人的には『ルパン三世』の1stシリーズをやってほしいのですが、無理かな……。