『仮面ライダードライブ』第7話感想 ~相棒とは並び立つもの~
前回の敗戦から一転、チェイスさんが大勝利。タイプワイルドを出されると勝てないので、3種のバイラルコアを駆使して換装を封じにかかるという作戦に出ました。
先週はバカにして悪かった!これでネタキャラ化は免れたな!
今回からおもちゃのCMもありと、チェイスをライバルという形でグイグイ推していこうという気概が感じられるのですが、ライバルとしてはまだちょっとキャラも印象も弱いかなあ。
今回で進ノ介が「またあいつか」と言ってましたけど、現状お邪魔虫にしかなってない気がするんですよね。進ノ介の興味や意欲がチェイスにまったく向いていない。
登場以降、「乱入してきたチェイスに1回負ける」→「新戦力とか使ってチェイスをやり過ごす」→「ゲスト怪人を粉砕」というパターンが続いているので、ここらで違う話運びを見せてほしいところ。
魔進チェイサーではドライブのパワーアップについていけないことを悟って、本人は嫌っている怪人態を解放するとか、ありそうな展開ですね。チェイスの怪人態があるならの話ですけど。
そんな今回のテーマは相棒というか同僚というか。
久々に早瀬の見舞いに向かう進ノ介。早瀬はこのまま準レギュラーとして定着するのかしら。いつまでも病院にこもってるわけにもいかないし、復帰して特状課の新メンバーとかになったら面白そうですが。
進ノ介は高杉に割と甘い態度を取ってる感がありましたが、相棒と距離ができてしまったというあたりにシンパシーでも感じたのかしら。
なんとなく機嫌の悪い霧子、回想見ると見舞いについていこうとして断られた模様。
進ノ介は2話でもベルトさんに事情を知られてちょっとイヤそうな顔をしていたのですが、やっぱり早瀬とのことは人に踏み込んでほしくないのでしょう。自分の誤射で入院させた相棒だし、本人は受け入れているとしても第三者がいたら余計な気を遣いそうだしなあ。
霧子は1話に比べるとどんどん可愛げが増してきたな、と思います。前回の作り笑い→「スルーですか!?」とか、かなりよかった。
プロトドライブには颯爽と助けてもらったけれども、霧子はたぶん「守られているだけの女」にはなりたくないのかな。今度は自分がドライブの助けになりたいし、いち早くベルトさんに協力して動いていた。だからこそ今回、チェイスの前に立ちはだかってみせる。
果たして、霧子はドライブ=進ノ介の相棒になれるのかどうか。進ノ介の心のド真ん中にはいまだ早瀬が居座っていそうですが、頑張れ霧子。
安易に異性として意識する方向には行ってほしくないなーというのが切なる願い
なのですが、なにぶん今作のスタッフは『W』~『フォーゼ』~『キョウリュウジャー』あたりのラインなので、どう転ぶか個人的にかなり戦々恐々。
照井と亜樹子をくっつけたのはまだいい。流星と友子、大文字先輩と美羽先輩もいいとしよう。
キングとアミィは納得いかんぞこの野郎……!
それにしても今回のゲスト俳優は珍しく?どちらも平成ライダー出演経験あり。
久坂役の永岡卓也氏は『仮面ライダーディケイド』に出演しています。
永岡さんは『ディケイド』でセンチピードオルフェノクを演じておられましたが、今回見てもなんというか、うん、