横須哲斗のごった日記

仮面ライダーを中心にまったり語るブログ。アニメ・漫画・小説・ゲーム・映画など諸々。

『キャプテン・アース』第9話感想 ~ガラス越しじゃないキス~

前回に引き続き新キャラ登場、の回。

新しいデザイナーズチャイルドが目覚める→マシングッドフェローが出撃→オーディナリーが迎撃して勝利、というストーリーのパターンは前回と同じ。『スタドラ』前半のような懐かしさと安心をもって観ていることができました。

あとキス。

『スタドラ』といえば何を置いてもキスですよ。

第2話にしてあまねく視聴者の度肝を抜き去った、頭取ことワタナベ・カナコの「ガラス越しのキス」。

キャプテン・アースにおいてはモコがそのポジションを与えられていますね。のっけから無意味にキスをかますのはアレだと思ったのか、情報を共有したり心を読んだりという、ちゃんとした理由が設定されていますが。これがモコのシンギュラリティなのかしら。

でもなんというかこう、頭取にはいろんな意味で負けてるよね。

ズキュゥゥゥン

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アマラ「やったッ!! さすがモコ! 俺にできないことを平然とやってのけるッ!」

シモーヌ「3年半前に頭取が通った道だ」

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さて今回の新しいデザイナーズチャイルド・アイも施設出身ということで、どうやらキルトガング勢のアバターは全員が孤児という経歴を引っ提げて登場するのかな。一人くらい養親が出てくるアバターがいてもいいかもなあ、とは思いますが。養親とキルトガングとの間で揺れる、とかそういう話も作れそうだよね。

今回はアカリの誘拐事件にも尺が割かれていたので、アイは出番も活躍もジンに比べて少なめ。人間として生活していた時期の回想もなかったし、口癖でキャラをつけていく形になりました。仕方ないことではありますが、その点はちょっと残念。

一方で魔法VS宇宙、魔法少女アカリちゃんと鈴村夫妻との激突が展開。ネタが一昨年の平成ライダーとかぶってんじゃねえか!とか言わない。

 

このまま1話に1人ペースで敵が覚醒していくと、ちょうど1クール目の終わりで敵アバターが勢揃いして戦隊ヒーローみたいな色合いの集団になりそうですが、はてさて。

同時に、このままキルトガング戦隊をぶっ飛ばして終わりではなさそうな感じもしてきました。なんか今いるアバターたちはどいつもこいつもラスボスの器には見えない。

意表を突いて石田彰演じるエイジがラスボス……は、さすがに無さそう。マクベスの社長は器じゃないし。

タイヨウが実は生きてた(肉体的にではなくても)というのがベタといえばベタですが、父と子が本作の主軸だとはいってもストレートにタイヨウ再登場は無いんじゃないかなーと。ダイチのタイヨウ超えはどこかで入れてくるとは思いますが、変化球を投げてくれることを期待します。

 

今週のハナ=ワコのコーナー。アカリも食ってたけど。

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ついに作中でも「いつも食ってるよね」ってツッコミ入っちゃったよ……。